皆がよく知っているワーゲンバス。
誰からも愛されるワーゲンバス。
可愛いあのフォルムがたまらない。
いつかはワーゲンバスに乗りたいと思った事がある方も多いはず!
今日は、そんな夢の車【Volks Wagen Type2(通称ワーゲンバス)】の歴史を辿ってみたいと思います。
僕が愛車として乗っているワーゲンバスは「いつ、どのようにして作られたのだろう?」という事が気になって少し調べてみました。
Volks Wagen
ワーゲンバス(Volkswagen Bus)は、フォルクスワーゲンが製造した車として有名な車種です。
そして、ワーゲンバスの歴史は1950年代にまでさかのぼります。
初代ワーゲンバス(T1)は第二次世界大戦後に西ドイツで製造され、1950年〜1967年まで製造されていました。
T1(アーリーバス)

多くの方が「ワーゲンバス」と聞いて想像するのはこのT1タイプ。
ワーゲンバスの初代という事で「アーリーバス」とも呼ばれます。
フロントウインドウ、V字ライン、2トーンカラー、フォルム。
その絶妙なバランスが、今なお世界中で愛されています。
T1のボディタイプは多彩で、以下のように色々なタイプに分かれます。
- マイクロバス(3列シート)
- コンビ(シートの脱着が可能)
- パネルバン(商用バン)
- キャンピングカー
デビュー当時のエンジンは1.1L(1131cc)でしたが、徐々に改良され1.2L(1192cc)、1.5Lへと進化していきます。
ワーゲンバスは年月とともに進化し、T2、T3、T4、T5と代が続いていきます。
各モデルはエンジン、デザイン、機能の面で改良が加えられ、快適性や安全性が向上していきました。
T2(レイトバス)

主に北米市場に向けてモデルチェンジして発売されたのがT2。
1967年から1979年まで製造されていました。
こちらはアーリーの次に出たモデルで「レイトバス」と呼ばれるモデル。
アーリーで特徴的だったフロントのV字ラインが廃止され、フロントガラスも2分割から「ベイウインドウ」と呼ばれる一枚タイプに変更。
さらにオートマが採用され、エンジンも最大2.0Lまで大きくなるなど、どんどん改良が進んでいきます。
僕が乗ってるワーゲンもこの頃のモデルで、1978年産なのでレイトバスの中では最も遅い時期に作られたモデルになります♪
T3(カラベル)

T3になるとその見た目はガラッと変わります。
今までのワーゲンバスよりもサイズが一回り大きくなり、パワステも採用されたT3はより現代的に進化。
走行性にもこだわり4WD仕様が初めてラインナップされています。
日本では「カラベル」とは別に、売り出された年代によっては「ヴァナゴン」という名で輸入・販売されました。
T4
1990年〜2003年まで製造されたT4。
このタイプになるともうワーゲンバスの名残は消えてきます。
より現代車に近く、エンジンの位置もリアからフロントへと移動。
最大で2.8LのV6エンジンモデルもラインナップされるなど、かなりパワフルに。
こちらもT3と同様に「ヴァナゴン」として売り出されていましたが、97年以降になるとフォルクスワーゲンが日本での販売を中止します。
以降T5・T6と続くのですが、いずれも国内への正規輸入は無し。
ですが、欧州では未だに人気でラインナップは豊富なようです。
ワーゲンバスのカムバック
そして昨今、ワーゲンバスの人気が再び高まり新しいモデルが登場すると噂されています。
アーリーやレイトなどとは全然違い、賛否両論あるかと思いますがコレが現代版のワーゲンバス!?

エレクトリックワーゲンバス(ID. Buzz)
最新のワーゲンバスの進化として完全自動運転モードを搭載する「ID. Buzz」。
モダンなテクノロジーとエレガントなデザインを組み合わせています。
EV車で充電はワイヤレス充電か充電ステーションで可能。
150kWの直流電源なら約30分で、80%の充電が可能なようです。
まとめ
最初期のT1が発売された1950年から現代までの70年余りの長い歴史の中で、脈々と続いてきているフォルクスワーゲンシリーズ。
調べてみると想像以上に深く、改めて色々な種類があって、世界中で愛されているんだなーと実感しました。
僕が乗っているType2のレイトバスも、そういった歴史の中から生まれて今ここにあるんだなーと。
より大事に、大切に維持しようと思わされますね。
そしてなんといってもあの愛らしいルックスがたまらないです。
何度見ても飽きない、乗れば乗るほど好きになる車を作ってくれたフォルクスワーゲンに感謝ですね♪
これからも相棒を大事に、色々な場所へと遊びに行きたいと思います。
お見かけした際は、是非声かけてください!笑
それでは、また。
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